突然ですが、良くランナーの中で耳にする都市伝説的な話しってホントなの?と感じたことはありませんか(笑
そこで今回は私の興味本位でその真相について調べてみました!皆さんにご紹介していきます。
1.トレーニングを1日サボると戻すのに3日かかる説
「トレーニングを休むと能力が落ちるから休まずに練習しろ!」と言われている光景を見にすることがあります。
その例えで良く使われるのが「1日さぼると戻すのに3日かかる説」果たして本当にそうなのか!
良く良く調べていくと落ちやすい能力・落ちにくい能力があるようです‼
【落ちにくい能力】
・最大心拍数→そもそも年齢・その人の能力に応じて最大心拍数は決まっていて変化はない。
・最大動静脈血酸素較差→心臓が送り出した血液中にある酸素をどれだけ全身に取り込めているか。
※ランナーは血液からの酸素取得効率(毛細血管量が増えるから)がトレーニングにより高くなるといわれています。
・筋ミトコンドリア量→筋肉内にある筋肉を動かすためのエネルギー源(=走る能力)
【落ちやすい能力】
・最大1回拍出量→心臓1回のドックんで送り出す血液量
・最大心拍拍出量→最大心拍時に送り出せる血液量
・VO2max→最大酸素摂取量(1分間に体重1㌔当たり何mlの酸素を摂取できるか。)
ん(・・? どういうこと、、、?
簡潔に要約すると心臓が送り出す血液量は衰退が早い。
それに伴い全身に酸素を供給する能力の低下は比較的早い段階から始まる。
練習を休んでいる期間が長くトレーニングを再開した際に呼吸が苦しくなる(酸素が充分に全身に届いていないから)のは事実のようです。
しかし!
筋肉自体が抹消で酸素を取り込む能力や筋力(走る能力)の低下はそう簡単には起きないようですね。
ランナーにとっては朗報ですね( ;∀;)
2.レース前日のカレー、アレっていいの?
レース前にカレーを食べる事がゲン担ぎなんて人も多いようです。
なるほど!と思いマネをして走ったら「腹が痛くなった」みたいな経験がある方もいるのではないでしょうか?
結果的に言うと!
「運動前に食べるとヤバい!避けた方が良いものがあります!」
それは、「脂肪や食物繊維、タンパク質を多く含む食品・飲料です。」
理由は大きく2つ
「脂肪や高濃度の糖は胃の滞在時間が長く、消化が遅い!」
「水分や栄養素の吸収を遅らせる!」
運動中の胃腸障害が起こりやすい状態になる可能性が高くなります。
したがって、ほぼ脂質が割合を占めるカレーは不適切といった見解になります(笑
また、「差し込み痛」の原因はある程度判明しています。
・高強度の運動により胃腸への血液分配量が減少
・低酸素状態となった胃腸は機能が低下し、粘膜組織の活動が鈍くなる。
・バクテリアの侵入を許し炎症反応で痛みが生じる。
この際に胃腸内に多くの残留物があるとなお差し込みを助長させるといわれています。
結果的にレース前日カレーは不適切!消化が良く、エネルギーをしっかり摂取できるものが良さそうですね(^^)/
3.痩せやすいスピードや距離ってあるの?
「よーしダイエットだ!ランニングを始めるぞー!」
「あら最近走ってても瘦せない!」
てな事感じたことありませんか?( ;∀;)
良く瘦せる走り方!こうすれば瘦せる!を紹介している様な本がありますがあれは人間心理を上手くついた本です!
朝ランが痩せるとかスロージョギングが1番痩せるとか確かに脂肪優位に働くランニングではありますが、
エネルギー消費量が高い走り方ではありません。データ的に見たらほんの2~3%しか効果が変わらない事を大袈裟に書いてます(笑
では根本的に痩せる為に必要な事は?
摂取エネルギーより運動によるエネルギー消費量を増やすしかありません( ;∀;)
これはかなりの悲報です!
が!現実です(涙
もちろん基礎代謝を上げる為により大きな筋力を増やせば瘦せる効率はあがるのは事実です!
筋トレ+ランニング道のりは険しそう。。。
ただ!
エネルギー消費量が高い走り方が存在します。
それは!
「中強度の運動×時間」
それってどのくらの強度?
おおまかな目安は「50%VO2max」と言われています。最大心拍数の70%くらいで走るランニングイメージ
練習でいうとペースランニングってところです。
ジョグ以外の練習でこういった練習を増やすとより痩せやすくなるでしょう(^^)/
もちろん初心者ランナーの方は走り始めただけで瘦せ始めるのでご心配はいりません!
どこかで瘦せ止まりが来たときは、食生活を改善OR走る強度を上げる段階に差し掛かったなと考えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回はランナー都市伝説あるあるを詳しく調べてみました。
1.トレーニングを1日サボると戻すのに3日かかる説
→長期で休まなければそれ程能力は落ちない!
2.レース前日のカレー、アレっていいの?
→脂質が多いからNG!消化に良く、エネルギーになるものを!
3.痩せやすいスピードや距離ってあるの?
→程よいペースランニングがエネルギー消費量が高い!
と言った感じになりました。また、気になる事があったら調べてみます☆
最後までご覧頂きありがとうございました。(*‘∀‘)